
「秋になると便通がなんとなく乱れる」
「食欲が増えて、つい食べ過ぎてしまう」
「夏の疲れが残っていて、お腹もスッキリしない」
そんな方におすすめしたいのが、秋の腸活です。
腸活というと、特別な食品やサプリメントを思い浮かべるかもしれません。
でも、腸活の基本は毎日の食事と生活習慣。
秋においしい食材を取り入れながら、無理なく腸を整えていきましょう。
※この記事は一般的な健康情報を紹介するもので、病気の診断や治療を目的としたものではありません。
秋に腸活がおすすめの理由
夏は冷たい飲み物や食べ物が増えたり、冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなったりします。
さらに、暑さで食欲が落ちたり、睡眠リズムが乱れたりすることも。
秋になって気温が下がると、夏の生活習慣から少しずつ通常のリズムに戻していく時期になります。
そこで意識したいのが、
「食事・水分・運動・睡眠」
この4つです。
腸活は何か一つだけを頑張るのではなく、毎日の生活全体を整えることが大切です。
秋の腸活① 朝食に食物繊維をプラス
腸活の基本として意識したいのが食物繊維です。
食物繊維は小腸で消化されず大腸まで届き、便通や腸内環境を整える働きが期待されています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、女性の食物繊維の目標量は、
・18〜49歳:18g以上/日
・50〜64歳:18g以上/日
・65〜74歳:18g以上/日
・75歳以上:17g以上/日
となっています。
18gを特定の食べ物だけで摂ろうとするとキャベツ(生)なら1㎏、納豆なら6パック、バナナ16本です。このように1つの食べ物だけで摂るのは大変です。
まずは、
「毎食どこかに食物繊維を入れる」
ことから始めてみましょう。
朝食におすすめ
・オートミール
・玄米や雑穀ごはん
・さつまいも
・きのこ
・果物
・納豆
・海藻入りのお味噌汁
たとえば、
雑穀ごはん+納豆+きのこの味噌汁
という組み合わせなら、朝から食物繊維を取り入れやすくなります。
秋の腸活② 秋の食材を上手に取り入れる
秋は腸活に取り入れやすい食材が豊富です。
さつまいも
食物繊維を含み、秋のおやつや副菜にも取り入れやすい食材です。
焼き芋だけでなく、
・味噌汁
・煮物
・サラダ
・蒸しさつまいも
などにも。
きのこ
しいたけ、しめじ、えのき、舞茸など、種類を変えて楽しめます。
味噌汁やスープ、炊き込みご飯にもおすすめです。
りんご
秋においしい果物の一つ。
皮にも食物繊維が含まれるため、よく洗って皮ごと食べられるものは、皮ごと楽しむ方法もあります。
大豆製品
納豆、豆腐、味噌などは、普段の食事に取り入れやすい食品です。
秋の腸活では、
「秋の食材+発酵食品」
という組み合わせも取り入れやすいでしょう。

秋の腸活③ 発酵食品を毎日の食卓に
腸活というと「発酵食品」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
代表的なのは、
・納豆
・味噌
・ヨーグルト
・ぬか漬け
・キムチ
などです。
ただし、
「発酵食品をたくさん食べれば腸が整う」
というように、一つの食品だけに頼る必要はありません。
大切なのは、普段の食事の中に無理なく取り入れること。
たとえば、
朝:納豆
昼:味噌汁
夜:ヨーグルト
など、生活スタイルに合わせて取り入れてみましょう。
秋の腸活④ 水分を忘れない
暑い夏は意識して水分をとっていたのに、涼しくなると水分補給を忘れてしまうことがあります。
でも、秋も水分補給は大切です。
特に、
「喉が渇いてから飲む」
だけではなく、日中に少しずつ水分をとる習慣をつけましょう。
おすすめは、
・常温の水
・白湯
・温かいお茶
など。
冷たい飲み物ばかりではなく、秋は温かい飲み物も取り入れると、温活との相性も良くなります。
秋の腸活⑤ 腸を動かす軽い運動
腸活は食事だけではありません。
秋は暑さが落ち着いてくるので、軽い運動を始めるのにも向いています。
おすすめは、
・ウォーキング
・ストレッチ
・軽い筋トレ
・ラジオ体操
・家の中でこまめに動く
など。
「毎日30分運動しなければ」と考えるより、
まず10分歩く
くらいから始めてみましょう。
食後すぐの激しい運動ではなく、体調に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。
秋の腸活⑥ 朝の時間を大切にする
腸活では、食べるものだけでなく生活リズムも大切です。
朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる。
コップ1杯程度の水分をとる。
朝食をとる。
少し体を動かす。
こうした小さな習慣を毎日続けることで、生活リズムを整えるきっかけになります。
朝は慌ただしくなりがちですが、
「腸活のための5分」
を作ってみるのもおすすめです。
秋の腸活⑦ 夜は温かくしてリラックス
秋が深まると、朝晩の気温が下がってきます。
そこで意識したいのが「温活」です。
腸活と温活は別々のものではありません。
たとえば、
・温かい味噌汁を飲む
・湯船につかる
・お腹や腰を冷やさない
・寝る前に軽くストレッチする
・温かい飲み物を楽しむ
など。
一日の終わりに体を温めて、ゆったり過ごしましょう。
秋の腸活におすすめの簡単メニュー
きのこたっぷり味噌汁
【材料】
・しめじ
・えのき
・舞茸
・豆腐
・わかめ
・味噌
・だし
きのこ、海藻、大豆製品、発酵食品を一度に取り入れやすいメニューです。
具材は冷蔵庫にあるものでOK。できれば、無添加の味噌を選びましょう。
さつまいもとりんごのヨーグルト
【材料】
・蒸したさつまいも
・りんご
・無糖ヨーグルト
秋のおやつにもおすすめです。
ただし、食物繊維は急に増やすとお腹が張ることもあります。
普段あまり食物繊維をとっていない方は、少しずつ増やしていきましょう。
秋の腸活で気をつけたいこと
腸活は「たくさん食べればいい」というものではありません。
特に注意したいのが、
① 食物繊維を急に増やしすぎない
急に大量にとると、お腹が張ったり不快感が出たりすることがあります。
少しずつ増やしましょう。
② 発酵食品だけに頼らない
納豆やヨーグルトなどを食べることだけが腸活ではありません。
主食・主菜・副菜を基本に、バランスの良い食事を心がけましょう。
③ 食事を抜かない
腸活のために極端な食事制限をする必要はありません。
「食べない」よりも、
「何をどう組み合わせて食べるか」
を意識しましょう。
40代・50代からの秋腸活は「頑張りすぎない」がポイント
40代、50代になると、
「昔よりお腹の調子が変わってきた」
と感じる方もいるかもしれません。
だからこそ、特別なことを一気に始めるのではなく、
・朝食に食物繊維をプラス
・発酵食品を1品取り入れる
・水分をこまめにとる
・10分歩く
・夜は湯船で温まる
というように、小さな習慣から始めてみましょう。
秋の腸活チェックリスト
□ 朝食をとっている
□ 毎日の食事に野菜やきのこを取り入れている
□ 海藻や豆類を食べている
□ 発酵食品を取り入れている
□ 水分をこまめにとっている
□ 少しでも体を動かしている
□ 夜はゆっくり過ごしている
□ お腹や腰を冷やしすぎないようにしている
全部できなくても大丈夫。
まずは、
「今日から1つ」
始めてみましょう。
まとめ|秋は「腸活+温活」を始めるチャンス
秋は、さつまいも、きのこ、りんごなど、おいしい食材が豊富な季節。
食物繊維を含む食品を取り入れながら、発酵食品、水分、運動、睡眠など、毎日の生活習慣も整えていきましょう。
そして、秋が深まってきたら、
「腸を整える+体を冷やさない」
という温活も意識してみてください。
無理なく続けられる小さな習慣が、毎日の健康づくりにつながります。
※便秘や下痢、腹痛、血便、急な体重減少など、気になる症状が続く場合は、自己判断で腸活を続けず医療機関に相談してください。
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